買い置きや冷蔵庫いらずのエコな江戸買い物事情

エコな江戸の買い物事情とはどんなものだったのでしょうか。江戸庶民の住む部屋はエコな工夫がつまった非常に狭いものでしたが、江戸の買い物事情はそんな部屋で暮らす人々にとってとても助かるものになっていました。江戸の街にはいたるところに行商人がいました。裏店のある路地にも毎日入れ替わり立ち代り色々な生活必需品を売る男たちがやって来ました。たいていの行商人が単品を売り歩いていましたが、野菜や魚、豆腐、塩などの食品はもちろんのことほうきや履物、キセルなどを売るものもいて家にいながらほとんどの日用品が揃う仕組みになっていました。エコかどうかはわかりませんが現代だとインターネットで注文して、発達した流通サービスで家にいながら物が揃う、といったところでしょうか。江戸の人々はその日に必要な物だけを購入すればよかったので買いだめの必要も冷蔵庫も不要なムダのないエコな生活をおくることができたわけです。そもそも江戸は火事が多かったので備蓄の発送が薄かったということもあります。