何故か入れ替わる玄関の鍵

19学生時代のことですが、夏休みに実家に帰省して久しぶりに高校時代の友人と遊んでいました。1週間ほど実家にいて友人たちとも、その間何度か遊んだのですが、そのうち一人暮らしのマンションに帰る日がきました。  昼過ぎに家を出てマンションに着いたのが夕方でした。部屋に入ろうと玄関の鍵を探すと鞄の中に無かったのです。正確に言うと有ったのは有ったのですが、何故か見たことある友人のキーホルダーに付いた鍵だったのです。試しに鍵穴に挿しても全く周りません。  当時、私は大阪市に住んでいてこの鍵の持ち主は京都市でした。すぐに電話をするとちょうど彼も帰ってる最中で、今電車の中だと言ってました。  

私は、「玄関の鍵が何故だか入れ替わってる可能性がある」と事情を説明して、「その電車京都で降りずに大阪まで来てくれ」と言いました。  友人は「今確認したら俺の玄関の鍵もお前のキーホルダーになってる」と言ってから「まだ夏休み中やし大阪まで遊びに行くから、今日泊めてくれ」と言ってきました。  私は友人を迎えに大阪駅まで行って、そこで玄関の鍵を交換しました。そして、何故入れ替わったのか考えてみました。確証は無いのですが、いらんことばかりするもう一人の友人が、「ちょっと鞄見せてくれ」と言っていたのを思い出し、「絶対あいつの仕業だ」という結論に達しました。  憤慨しながらもその後、2人で大阪の街に繰り出し夜遅くまで遊んでました。