エアスプレー塗装のコツ

エアスプレー塗装をする際のコツです。スプレーパターンの調整ですが、スプレーパターンは被塗物の大きさ、形状および塗装方向に合わせて決めます。狭い、細い部分を塗るときは丸パターンを、大きな広い面を塗装するときはだ円パターンに調整します。空気キャップの角穴から出る空気がだ円パターンを作り、角の向きでだ円の形状を変えます。そして、空気キャップの角の方向がスプレーガンの運行方向になります。角穴から出る空気量の調節は、ガンのスプレーパターン調節ねじで行います。調節ねじを閉める(close)と、角穴から出る空気量はゼロになり、丸パターンができます。一方、調節ねじを開けて空気量を増やすと、だ円パターンができます。吹付け作業は次のように行います。スプレーガンを被塗面に垂直に構えます。引き金は2段階で動きます。1段階目は空気のみが出てきますから。塗装前に被塗面に当て、小さなゴミを取り除きます。スプレーガンの先から被塗装物までの距離(吹付け距離)を一定に保ち、一定の速さでガンを動かします。手先だけでなく、腕および足腰も含め、身体全体でガンを動かします。吹付け距離およびガンを動かす速さは、塗られた直後の表面を見ながら、つやのある面ができるように決めます。たれる一歩手前がベストですから練習をしながら塗装面の感覚をつかみます。厚塗りはタレの原因になるので注意します。スプレーパターンの塗り重ねはパターン幅の約1/2にします。被塗面の外側から空気のみを出しながらガンを運行し、被塗面の端か ら塗料が出るように引き金を引きます。