実際に見てしまうと建てたくなるのが注文住宅

何処で入れ知恵されたか知らないが、「家を建てるなら注文住宅が良い」と年下妻が言い出した。
私の年下妻は、髪型も洋服も車も他人と同じことを嫌がり、住む家も他人と同じなのが嫌なのは分からないでもないが、誰が住宅ローンを支払うと思っているんだ!
既製服が安くて注文服が高いように、注文住宅は建売住宅より高い。そのことを妻に話すと、「洋服も車もいらないから注文住宅が良い」と言い出した。
この手のやり取りに今まで何度も騙されて来た、もういらないと言っておいて、暫くすると、「私、そんなこと言ってないわよ」。
妻の言う通りに注文住宅を購入しても、暫くすれば家のことには関心が無くなり、私だけが高い住宅ローンの支払いに苦しむことになるのだろう。

私、「家を見に行かないの?」
年下妻、「注文住宅じゃないと見に行かない」
私、「見に行くだけだよ」
年下妻、「分かってる、見に行くだけ」
仕事が休みの日に、妻と展示されている注文住宅を見に行くと、
年下妻、「やはり注文住宅は建売住宅より高いね」
私、「建売住宅のことも調べたの?」
年下妻、「一応はね、これでも妻ですから」
今まで購入した中で最も高額なのは車、その車より注文住宅は10倍ほど高い。
年下妻、「家は私達にはまだ早いよ」
私、「・・・」
年下妻、「お金が貯まってから考えよう」
私、「・・・」
年下妻は、私が住宅ローンに苦労すると思い励ましてくれているのだが、実際に見てしまうと注文住宅で建てたくなったのは私のほう。
見てしまうと欲しくなるのは昔からの私の悪い癖、その癖のお陰で妻と一緒になれたのだから、建てるのは注文住宅にしよう。