今の時代にマッチしている樹木葬

三年前に母が他界しました。
残された父は、すっかり力をなくしてしまって、お墓を作らねばと思ってはいるものの、墓地探しをする気力も無くなっていました。
また、寂しいのでしょうか、母の遺骨をそばにおきながら寝ることが多くなっていました。
二年ほど経つと、父も少し気力が出てきたのでしょうか、墓地探しをすると言い始めました。
私も、協力することにしました。
しかし、私の妻からお墓を作って欲しくないと言われました。
それは、墓を作ってしまうと、我々が受け継がなければならず、お金がかかるからです。

調べてみると、確かにそうでした。
そんな時、妻から樹木葬なんてどう?とすすめられました。
調べてみると、墓石の代わりに樹木をシンボルとしたお墓だそうです。
しかも、継承を必要としない個人供養であるため、妻の希望も満たしていました。

私は、父に樹木葬を提案してみました。
しかし、父はお墓のイメージじゃないし、お母さんがかわいそうだと言って拒否しました。

話だけでも聞いてみようと、樹木葬ができる霊園に行き話を聞いてみました。
スタッフの説明で、「費用が安いこと」、「今の時代にマッチしていること」などの理由が父の心をつかんだようで、最終的には納得してくれました。

母の木はハナミズキになりました。
ちょっとロマンチックな気分になりました。

樹木葬にして良かったと思っています。